■けんか祭り■
 この祭りは、12世紀後半に大鳥城の築城とともに舘山山麓に遷建(移築)
した別当八幡寺で行われた祭りが起源とされ、時は巡り文政3年(1820)
に寺院に最も近い上町地区が祭りに屋台を出して太鼓を打ち鳴らし、神輿
と一緒に氏子地域を練り歩いたのが今の祭りの原型になっていると伝えら
れている。
 さらに、大正末期から昭和初期には上町以外も屋台を出して参加するよ
うになり、神輿と共に宮入りするようになった。屋台のぶつけ合いは昭和
8年の祭りの宮入りの際、神社に神輿が納まってしまえば祭りは終わると
いう寂しさから、それを防ごうとする二つの屋台がぶつかったことがきっ
かけだったとされる。
 神輿渡御は町内を巡幸したのち、夜の帳が降りると大勢の若衆に担がれ
た6台の屋台が神輿と共に御旅所を出発し、神社境内に入り乱れると屋台
同士が激しくぶつかり合う。揺れる提灯の灯が夜空を焦がし、負けじと打
ち鳴らす太鼓の音が大地を轟かす様は圧巻で、“日本三大けんか祭り”の
異名をとる。 

●例大祭 1日目 午前11時
  五穀の豊饒を神に感謝し、氏子の平安を祈願する神社の年中祭事の中で
  最も重要な式典である。祭礼関係者は紋服に威儀を正して参列する。

●移御式 1日目 午後5時20分
  浄暗には明日の神輿渡御に備え、御神体が御本殿から神輿に遷される。
  また小学校の太鼓クラブによる祭り太鼓や稚児舞・剣舞が奉納される。

●神輿渡御(神幸祭) 2日目 午前8時30分発輿
  飾り屋台の先導で神輿が町内を巡り、御祓所には氏子が集い隆昌と安泰を
  祈願する。

●宮入り 2日目 午後7時出発
  夕闇が迫ると、花火を合図に神輿を先頭に、提灯に装いを変えた屋台が、
  勇ましい若衆に担がれて御旅所を出発する。沿道の声援に熱気は一気に盛り
  上がり、境内に入るといよいよ“けんか祭り”のクライマックスを迎える。
 
※境内に入り、屋台同士のぶつかり合いが始まるのは、午後8時30分頃です。

●後鎮祭 3日目 午前11時
  祭りが無事終了したことを神々に奉告し、郷内の安寧を祈る。

※日程は10月の第1土曜日を中心とした3日間 ⇒平成28年日程


例大祭写真

宮入り写真

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